2024年:アメリカの星の運用状況の振り返り

  • 2024年は、2023年末と比較して、プライベート資産に強みを持つ投資会社やクレジットカード会社、オンライン決済サービスを手掛ける企業など様々な分野の「金融」セクター銘柄への投資を増やしました。また、消費者の多様なニーズを取り込んだ独自のサービスや広告収入などを柱に成長が期待される動画配信サービスやSNSを運営する企業など「コミュニケーション・サービス」セクターの銘柄を厳選し、組入比率を引き上げました。一方で、割高感の際立つ「情報技術」セクターの一部銘柄については選別を行い、組入比率を引き下げました。

  • 個別企業の徹底した調査、分析に基づき、より確信度の高い銘柄へ投資を行ったことや、市場動向および企業の成長性と比較した株価水準等を見極め、機動的なポートフォリオ調整を実施した結果、アメリカの星(為替ヘッジなし、年1回決算型)の2024年1年間のパフォーマンスは50.4%の上昇となりました。為替が米ドルに対して円安となったこともプラス要因となりました。

2025年:米国株式市場の見通しとアメリカの星の投資方針

  • 当社グループ米国株式運用部門の見通しとして、米国企業における2025年の利益成長率は前年比13.7%の伸びを予想しており、2024年の前年比8.8%の伸びを大きく上回る成長を見込んでいます。市場では、マクロや政治動向が意識され変動性の高い局面も想定されますが、利下げの継続やトランプ政権による規制緩和や減税の恩恵などへの期待が市場の追い風となり、堅調な相場展開が見込まれると考えています。

  • アメリカの星では、2025年も引き続き市場動向を注視しつつも、マクロや政治の方向感、市場トレンドの予想ではなく、個別企業の徹底した調査、分析の積み上げによりポートフォリオを構築していく方針です。

  • 具体的には、AIを活用し高い成長性が期待できるテクノロジー企業や、データセンターの拡大に伴う電力需要増大の恩恵を受ける企業、個人消費が堅調な伸びを継続する中で様々なニーズに対応した独自のコンテンツやサービスに強みを持つ企業、また、特定の分野で市場シェアを獲得し、業界のリーダーとして圧倒的な地位を確立することが期待される企業などに着目しています。
     
出所:J.P.モルガン・アセット・マネジメント、ブルームバーグ 米国企業の利益成長率は、J.P.モルガン・アセット・マネジメントの米国株式運用部門による2024年の推計値および2025年の予想値(S&P500指数構成企業を対象、2024年12月末現在)です。

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JPモルガン・アメリカ成長株ファンド(為替ヘッジなし、年1回決算型)およびJPモルガン・アメリカ成長株ファンド(為替ヘッジあり、年1回決算型)の両ファンドは、少額投資非課税制度(NISA)の成長投資枠対象ファンドです。

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